担当教員

スケジュール・内容

2025年11月30日（日）9:00～11:00

AIやロボットは、これからの社会を大きく変えていく技術です。たとえば、スマートフォンの顔認証、ChatGPTのような会話アプリ、自動で走る車、高齢者を助けるロボット――みなさんがテレビやネットでよく聞くニュースの多くにAIが使われています。

しかし、どんなに頭がよくても「人の気持ちがわからないロボット」はうまく役立ちません。人と仲良く協力するためには、「人のことを理解する力」と「安心して使えるルール」が大切です。

この講座では、

　• AIはどうやって人の声や表情から気持ちを予想するのか（機械学習の入門）

　• ロボットがどうすれば人と仲良くできるのか（HRIの基礎と研究例）

　• AIを社会で使うときに気をつけること（バイアスやプライバシーなどのルール）

を、2時間でわかりやすく紹介します。

さらに、

　• 今、学校で習っている算数が、AIを理解するための土台になっていること、

　• これから中学・高校・大学で学ぶ数学やプログラミングが、さらにすごいAIをつくる力になること、

も知ることができます。

「勉強って将来どう役立つの？」という疑問を解決しながら、未来の社会でAIやロボットがどんなふうに活やくするのかを、一緒に考えてみましょう！

1. AIってどうやって人のことをわかるの？（機械学習入門）

AIが人を「理解」するための仕組みをやさしく紹介します。たとえば、声の大きさや表情を見て「うれしいのかな？ かなしいのかな？」と考える方法です。研究室で作ったシステムの例もまじえて、AIがどうやって人の気持ちや状態を予想しているのかを学びます。

2. ロボットと仲よくなるには？（HRIの基礎）

ロボットが人といっしょに生活するときに大事なことを学びます。ロボットが話す言葉やしぐさにどんな工夫をすると安心できるのか、「気持ちをやわらげる言葉づかい」や「仲直りを助ける工夫」などの研究や映像を見ながら、みんなで考えます。

3. AIを安全に使うために（AI倫理）

AIを社会で使うときに気をつけないといけないことを学びます。たとえば、「人によって差別しないようにすること」「プライバシーを守ること」などです。ニュースや身近な例を通じて、「安心して使えるAI」に必要なルールを一緒に考えます。

4. まとめ

2時間で学んだことをふり返りながら、「いま勉強している算数や理科がどうAIにつながるのか」「中学・高校・大学で学ぶことがAIやロボットをもっと発展させる力になる」ということを確認してしめくくります。

受講可能人数

制限なし

対象

主な対象は小学生ですが、それ以外の方も参加可能です。

必要な事前知識やスキル

特別な知識やスキルは必要ありません。

身近なAI（スマートフォンの音声認識や翻訳アプリなど）に興味を持っているとより楽しめます。プログラミング経験は不要です。

受講形式

オンラインのみ

受講申込フォーム

＊申込受付は終了いたしました。

申込締切：2025年11月24日（月）

受講者へのご連絡：2025年11月25日（火）頃の予定

お問い合わせ先

下記のフォームよりお問い合わせください。
https://77bd2461.form.kintoneapp.com/public/junior-contact-form

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