メタバース工学部

JUNIOR ENGINEERING PROGRAMS

ジュニア工学教育プログラム

25ABS

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バイオエンジニアリング スプリングスクール 2026

みなさん、バイオエンジニアリングってどんな学問か知っていますか?最先端の生体分子工学、再生医療、バイオイメージング、バイオ医薬品など、現代の生命科学を支える幅広い分野を、講演、研究体験を通して楽しく学べる1日体験スクールを開催します。「バイオエンジニアリングの研究ってどんなことをするの?」「将来この分野に進むとどんな可能性があるの?」という疑問に触れながら、実際の研究現場の雰囲気も体験できます。 バイオエンジニアリングの魅力とワクワクを一緒に体感してみませんか?

担当教員

中川 桂一

東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 准教授

東京大学工学部 精密工学科・東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻

 

中村 乃理子

東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 助教

スケジュール・内容

2026年3月7日(土)10:00~17:00

【講演】
・「見えないを、見えるに。~生命を見るバイオイメージングの挑戦~」
(東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻 中川桂一先生)
バイオイメージングは、光・音・X線・磁場などを駆使して、微細な細胞の構造や生きた体の中を“見る”技術です。超音波診断、X線CT、光学顕微鏡など、医療や生命科学の最前線で活躍するこれらの技術は、まさに「極限計測」。本講演では、生命の見えない世界に挑むバイオイメージング研究の魅力を紹介し、これらの技術が切り拓く未来の医療と生命科学の姿を、一緒に考えていきます。

・「ナノ粒子が照らすカラダの変化~機能性ナノ粒子で切り拓く新たな医療診断~」
(東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻 太田誠一先生)
ナノメートルとは、髪の毛の太さの 10万分の1 という、想像もつかないほど小さな世界の長さです。金属や半導体、磁性体などの材料をこのサイズにまで小さくすると、光ったり色が変わったりと、ふつうの大きさでは見られない特別な性質が現れます。本講演では、こうした「機能性ナノ粒子」を使って病気の兆しを見つけ出す、新たな診断技術を紹介します。ナノの世界がどのように病気の早期発見に役立つのか、一緒に覗いてみましょう。

【研究体験】
1テーマにつき90分間、実際のバイオエンジニアリングの研究現場で行われている内容を見学したり自分の手を動かして体験したりできます。
参加者のみなさんには、合計2つのテーマを体験していただきます。

体験テーマ
• AIロボットで細胞を操作してみよう
• 内視鏡でハイドロゲルを注入してみよう
• 医療診断用ナノ粒子を作ってみよう
• 高分子のかたちと触り心地について科学する
• フォトサーマル療法のためのナノ医薬品
• 物体の内部を透かして見てみよう
• 脈波計を自作してみよう
• 材料表面の濡れ性と生物汚染
• 体ガス測定で知る自分の体調
• 電気泳動でタンパク質を見分けてみよう
• 超音波診断で自分の体の中をのぞいてみよう

なお、参加人数との兼ね合いで、必ずしも希望どおりのテーマになるとは限りません。あらかじめご了承ください。

受講可能人数

40名程度(申込多数の場合は抽選)

対象

高校生および大学生

必要な事前知識やスキル

特になし

受講形式

対面のみ

会場:東京大学本郷キャンパス

※会場は参加者に後日ご連絡いたします。

受講申込フォーム

申込フォーム:https://77bd2461.form.kintoneapp.com/public/25abs

申込締切:2026年 2月16日(月)

受講者へのご連絡:2026年2月20日(金)頃の予定

その他のご案内

・昼食は学食や構内のコンビニ等で各自でとっていただく予定です。講義室は飲食可です。
・保護者の方の付き添いはご遠慮ください。
・ご兄弟・ご姉妹でのお申込は、全員が高校生・大学生であれば、個別にお申込くださいませ。詳細は申込フォームの説明もご確認ください。

お問い合わせ先

下記のフォームよりお問い合わせください。(バイオエンジニアリング専攻広報チーム)
https://forms.gle/zBdCSGaahGzNYTi89

ジュニア講座からのメールが届かない場合のご案内もご確認ください。

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