メタバース工学部

JUNIOR ENGINEERING PROGRAMS

ジュニア工学教育プログラム

24SQC

終了

ワクワクする量子コンピュータの話 ~最先端工学で挑む研究の世界への招待~

次世代の超高速コンピュータとして期待される「量子コンピュータ」。実現すれば、病気の特効薬や超高効率な太陽電池の設計、画期的な人工知能の実現など、世の中を大きく変えることでしょう。本講座では、量子コンピュータをテーマに、ミクロな量子の世界の面白さと、その量子を最先端工学で操る夢とロマンあふれる研究の世界をご紹介します。また、担当教員が量子コンピュータの研究者となったキャリアパスにも少し触れ、中学・高校生の皆さんが将来の進路を考えるヒントも提示します。

担当教員

武田 俊太郎

東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻 准教授

博士(工学)。専門は量子光学・量子情報科学。これまで光を用いたさまざまな量子技術の研究に関わっており、現在は独自方式の光量子コンピュータ開発に取り組んでいる。主な受賞歴は、東京大学総長賞、文部科学大臣表彰若手科学者賞、丸文学術賞、Innovators Under 35 Japanなど。主な著書に、「量子コンピュータが本当にわかる!」(技術評論社、2020年)など。

研究室ホームページ:http://www.takedalab.t.u-tokyo.ac.jp/

スケジュール・内容

第1回:2024年6月13日(木)19:00~20:00

「ミクロな量子の世界と量子コンピュータがもたらす未来」

「量子」という目に見えないほど小さなつぶの不思議な世界。もし人間が量子を自由自在に操ることができれば、世の中を変えうる夢のマシンである「量子コンピュータ」が実現できると期待されています。第1回では、はじめに現代のコンピュータのしくみと限界を紹介しつつも、量子の世界と量子コンピュータの驚くべき計算能力をやさしく解き明かし、その実現の先にある私たちの未来を想像してみたいと思います。

■第2回:2024年6月20日(木)19:00~20:00

「量子コンピュータ研究の最前線に迫る!」

今、世界中の研究者が量子コンピュータを一番乗りで開発しようと競い合っています。量子コンピュータの研究者は、一体何を考えてどんなことをしているのでしょう?第2回では、実際に開発中の量子コンピュータの装置をお見せしながら、最先端の研究の面白さとワクワク感を味わっていただきます。さらに、担当教員が量子コンピュータの研究者となったキャリアパスにも少し触れ、中学・高校生の皆さんが将来の進路を考えるヒントも提示します。

受講可能人数

制限なし

対象

主な対象は中学生、高校生ですが、それ以外の方も参加可能です。

必要な事前知識やスキル

特になし

受講形式

オンライン(Zoom)

受講申込フォーム

*申込受付は終了いたしました。

申込締切:2024年6月6日(木)23:59

受講者へのご連絡:2024年6月7日(金)頃予定

お問い合わせ先

武田 俊太郎先生 takeda@ap.t.u-tokyo.ac.jp

ジュニア講座からのメールが届かない場合のご案内もご確認ください。

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