メタバース工学部

JUNIOR ENGINEERING PROGRAMS

ジュニア工学教育プログラム

22A02

終了

未来の原発をデザインしよう

エネルギー問題は、様々な要素が複雑に影響しあう「総合工学」が取り組んでいる重要な問題の一つです。この講座では「未来の原発をデザインする」という例題を使って、総合工学の分野で、どのようにイノベーションを起こせるかを一緒に考えます。原子力やエネルギーに関心を持っている方や、文理どちらに進もうか迷っている方にお勧めです。

担当教員

村上健太

レジリエンス工学研究センター 村上健太

斉藤 拓巳

原子力専攻 

小宮山 涼一

原子力国際専攻 

受講可能人数

20名以内の参加を想定しています。

(東大1年生の必修科目「初年次ゼミナール理科」と同じサイズです)

極端に申し込みが多い場合は、中学生、高校生を優先した上で、抽選させて頂きます(抽選になりそうな場合は、早めにお知らせ致します)。また、適宜2回目以降の開催を計画します。

対象・必要な事前知識やスキル

主な対象は中学生、高校生ですが、それ以外の方も参加可能です。

特に必要な事前知識やスキルはありません。

基本的にプログラムはZoomで実施します。ディスカッションを行いますので、マイク付きのデバイスでご参加ください。

内容・スケジュール

第1回:バーチャル原発見学会 10/28(金) 18-20時 

 まずは現在の原発について知りましょう。

 原子力施設の映像を使いながら、原子力発電の仕組みについて学びます。

 なるべく面白いコンテンツを利用してもらえるよう関係者と調整中です。

■第2回:未来の原発の「境界条件」を決めよう 11/4(金) 18-20時 

 複雑なシステムの設計には「境界条件」の設定が必要です。

・ 原子力や他のエネルギー源の役割は、どのように変化していくでしょうか? 

・ 放射性廃棄物はどのように管理したら良いですか? 

・ 安全に原子力を使い続けるために何が必要でしょうか?

東大教員による模擬講義を通じて、「未来の原発」が満たすべき条件を考えます。

第3回:未来の原発の「コンセプト」を決めよう 11/11(金) 18-20時 

 未来の原発には「電力需要の一部を賄う」ことに留まらない、新しい価値が必要です。グループワークを通じて、未来の原発のコンセプトを考えます。

 過去にも、宇宙などのフロンティアを開拓する/国土の強靭化に貢献する/電気以外のものを製造する、などのコンセプトが掲げられてきました。皆さんのアイディアで、みんなが「使いたくなる」原発を考えてください。われわれも是非参考にしたいと思います。

 またコンセプトを実現するためには、どのようなタイプの原子炉が望ましいか、国際原子力機関が発行している技術カタログを使いながら一緒に考えます。

第4回:発表会 11/18(金) 18-20時 

 「境界条件」と「コンセプト」を踏まえて、オリジナルの「PowerPoint Reactor」を発表してもらいます。優秀なコンセプトを表彰します。

受講形式

オンライン参加を基本としますが、希望者が多い場合、1回程度をハイブリッド開催することもいと考えています。

申し込み締め切りは、10/19(水)と致します。

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