会場には中学３年生・高校１年生・高校２年生の約550名にお集りいただき、冒頭から加藤先生の学生時代のエピソードを聴いてうなずく生徒も多く親近感を抱いた様子でした。工学部の研究紹介では、工学がどのように社会や世界を変える力があるのかの具体的な研究内容を伝えられ、生徒からの感想には「今までの工学部の価値観が180度変わりました。人の役にたてるような仕事、世の中を便利にできる分野が工学部にあることを知り東大の工学部に強く行きたいと思いました」、「漠然と東大を目指していた自分にとって頬を叩かれたような感激と興奮に包まれました。目を覚ましていただいたので本気で東大目指して頑張ります」、「医学、法学など分野の境目が無くなり全ての分野がつながって社会が動かされていることを知る大変わかりやすいお話でした」など新たな発見と感動を与えることができました。講演後にも多くの生徒が集まり活発な質疑応答が行われました。直接意見を交わすことのできた生徒はさらに刺激を受けていたようです。触発された多くの生徒が未来は自分たちが拓くものであるという希望を得ることのできた大変貴重な１日でした。