メタバース工学部

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ジュニア工学教育プログラム

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夢の実現プロジェクト~みんなのホンネ:「楽しい」で選ぶ進路~

女子中高生のみなさんへ!進路選びに迷っているあなたに贈る特別なイベント!!進路選択は、未来を決める大きな決断です。特に理系進学を考えている女子中高生にとっては、興味はあるけれど不安や疑問がつきもの。このイベントでは、各世代で活躍する先輩たちが、「楽しい」をキーワードに自身の経験やリアルな体験をホンネで語り、みなさんの不安や疑問を解消します。あなたもきっと、進路選びに必要なヒントを見つけられるはずです。男子中高生の方や保護者の方のご参加も歓迎します。(工学系研究科・工学部 男女共同参画委員会共催)

担当教員

横山 広美

東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構 副機構長
国立高等専門学校機構 理事

理系出身の文系研究者です。私はカトリックの学校に通って毎日お祈りをしていたことから、「宇宙はどうやって生まれていまの姿になったのだろう」という疑問を持つようになり、それを解く物理学に興味を持ちました。同時に、原爆をはじめ物理学と社会の関係に関心を寄せるようになり、現在は科学と社会の関係をAI倫理や科学技術政策、理系と女性の関係などを研究しています。皆さんの将来のため、進路探しのお手伝いができたらうれしいです。

内山 瑛美子

東京大学大学院工学系研究科 機械工学専攻 助教、博士(情報理工学)

実は、「朝起きられない」という理由で高校を中退しましたし、数学は苦手な生徒でした。高校生の時は、ヒトのことが知りたいという夢があり、医師とロボット研究者、文化人類学や社会学の研究者で進路を悩んでいました。結局、「自分では買えない機器を使って研究していそうな工学部に行こう」と、2年浪人の末、高卒認定資格で理一へ入学、工学部機械工学科へ進学しました。今は主に、知覚・認知と運動の関係に基づいて、高齢者の転倒予防や生きがい、アスリートのスポーツ障害予防の研究をしています。

齋藤 由佳理

三菱電機株式会社 鎌倉製作所

私は高校生の時に、たまたまTVで見た「鳥人間コンテスト」で、大学生達が人力飛行機作りに没頭している姿を見て、「ものづくり」に憧れました。大学では機械工学を学びつつ、念願だった人力飛行機を作るサークルに入りました。皆で知恵を出し合えば、飛行機だって作れるんだ!という感動を今でも覚えています。
その後、三菱電機に就職し、今では機械設計者として働いています。沢山の仲間と共に日々楽しく、1人では作れないような難しい製品作りに挑戦しています。興味を持ったことを一歩ずつ進んでいけば、人生の道はずっと繋がっていくのだと実感しています。理系に興味がある方には、心配せずに是非理系に進んでほしいと思っています。

足立 麻衣子

本田技研工業株式会社 SDV事業開発統括部 先進安全・知能化ソリューション開発部 先進安全商品開発課

私は中学3年の時に理系の道に進むことを決め,父とおばあちゃんに大反対されながらも,自分の気持ちを信じて,理系の人生を歩んできました。
今はホンダという車メーカーで,交通事故で悲しい想いをする人がいなくなるように,事故を防ぐためのシステムの開発に,日々,取り組んでいます。
理系は勉強が難しくて厳しそう,女の人でもずっと仕事を続けてゆけるのだろうか… と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。そんな不安を少しでも取り除いて,皆さんが安心して理系の道へ進むことを,微力ながらお手伝いができればいいなと思っています。

青柳 玲衣

東京大学工学部化学システム工学科 4年(メタバース工学部テックアンバサダー)

中高生の頃から好きで得意だった化学を専門にしたい、そして社会とのつながりが感じられる研究に取り組みたいと考え、工学部の化学システム工学科に進学しました。大学では化学に関わる多様な科目を学ぶ中で、製造プロセス全体を俯瞰しながら効率的なプロセス設計を追求する「プロセスシステム工学」に魅力を感じ、現在は医薬品の製造プロセスに関する研究を行っています。

松本 真実

東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻 修士2年(メタバース工学部テックアンバサダー)

大学には文系の枠で入学し、2年生の進路選択で工学部都市工学科に進学しました。理転のきっかけはTV番組「ブラタモリ」とサークルの先輩です。一見何もない街にも歴史の痕跡があることが面白く、都市に興味を持ちました。
大学院では、趣味の読書が高じて「図書館と地域の関係」について研究しています。岐阜や愛知の図書館でインタビュー調査を行い、難しい数式は全く使いませんでした笑
”こんな理系もあるんだ!” ”文系でもやっていけるんだ!”と皆さんの「理系」のイメージが少しでも広がれば嬉しいです!

スケジュール・内容

2025年3月16日(日)14:00~16:30

【内容】

・第1部:講演「理系進学に自信を持つコツ」
(東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構 副機構長 横山広美)

なぜ理系を選択する女子学生が少ないのかについての横山先生のこれまでの調査の成果や、先生ご自身のご経験についてお話いただき、女性が理系への進学を選択する際のヒントとなる考え方などをお話いただきます。

・第2部:パネルディスカッション「進路選びは”楽しい”で!先輩たちの経験談と未来へのヒント」

各世代で活躍するパネリスト6名によるホンネトーク。進学や進路を決断した際の心情や、大学生活・社会人生活のリアルな体験を通して、進路選びに迷う中高生のみなさんに熱いメッセージを贈ります。

登壇者:横山広美先生、内山瑛美子先生(東京大学工学部 助教)、齋藤由佳理さん(三菱電機株式会社)、足立麻衣子さん(本田技研工業株式会社)、青柳玲衣さん(東京大学工学部4年)、松本真実さん(東京大学大学院工学系研究科修士2年)
司会者:脇原徹先生(東京大学工学部 教授)

・第3部:Q&Aセッション

事前に参加者のみなさまからお送りいただいた質問に、第2部の登壇者から回答していただきます!
みなさまからの質問にたっぷりお答えしますので、ぜひ申込の際に、この機会に聞いてみたいことをお寄せください。

(「担当教員」の欄に、登壇者のみなさまの自己紹介文が掲載されています。誰にどんな質問をしてみたいか、考える際の参考になさってください。)

受講可能人数

対面:200名(応募者多数の場合は抽選とします)
オンライン:1,000名

対象

対面:中学生・高校生 限定
オンライン:どなたでも

必要な事前知識やスキル

特にありません

受講形式

オンラインと対面のハイブリッド

対面会場:東京大学 工学部2号館221講義室
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html

受講申込フォーム

申込フォーム:https://77bd2461.form.kintoneapp.com/public/24acs

申込締切:
対面参加:2025年3月2日(日)
オンライン参加:2025年3月9日(日)

受講者へのご連絡:2025年3月4日(火)以降の予定
(対面参加希望者には、抽選結果を含めて3月4日(火)にご連絡予定です)

お問い合わせ先

下記のフォームよりお問い合わせください。
https://77bd2461.form.kintoneapp.com/public/junior-contact-form

ジュニア講座からのメールが届かない場合のご案内もご確認ください。

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